外国人利用が多い施設、詰まりや水回りの悩みが増えています
外国人旅行者は増加傾向、労働目的で滞在している外国人の方も多くいる昨今。
外国人の方の利用が多い飲食店やホテル、色々な施設では特有のお悩みがあるようです。
今回当社にご依頼いただいたのは、外国人留学生が通う語学学校様です。
排水つまりが頻繁に発生!原因は「○○の違い」でした
先日、当社(株式会社日本クリーン・アップ)では都内の外国人留学生向け語学学校から以下のご依頼を受けました。

「洗面台の水が流れなくなり、逆流してあふれそうになっている」
現地調査を行ったところ、
- 排水トラップに大量の長い髪の毛が絡まっていた
- ハンドソープなどの粘性成分が髪の毛と絡み、塊になっていた
- 排水管の奥まで髪の毛が押し込まれてしまっていた
という状況で、完全に詰まりかけている状態でした。
「南アジア系の生徒さんが多いが、洗面所で髪の毛などのゴミをそのまま排水口に流してしまう。注意喚起していてもなかなか改善されず、流しが詰まってしまう。」とのお話でした。
外国人の利用が多い施設での排水トラブル、原因は「文化の違い」と言えるかもしれません。
「ゴミや髪の毛を排水口に流して良いか」という文化の違い
日本では多くの家庭で、排水口にゴミ受け皿やネットを使って、排水管に髪の毛やゴミが流れていかないようにするのが一般的ですが、国によっては髪の毛やティッシュペーパーをそのまま排水口へ流すことが当たり前の地域もあります。その結果、排水管や排水トラップで髪の毛が溜まり、流れが悪くなり、詰まり・悪臭・逆流が発生してしまいます。
国によって排水設備の事情が違っているため、人々の常識も違ってしまっているでしょう。
そのため、外国人の利用が多い施設では、流されてしまったゴミによる排水つまりが発生しがちです。
外国人の利用が多い施設では以下のような貼り紙で注意喚起するなど、防止に努めてください!


髪の毛ゴミがごっそり・・・高圧洗浄でスッキリ解決!
その場で排水トラップを分解し、詰まった髪の毛と汚れの塊を除去。さらに高圧洗浄機で排水管内部を洗浄し、奥に押し込まれていた髪の毛やヘドロ状の汚れを取り除きました。
作業後は排水の流れがスムーズになり、悪臭も解消。
語学学校の担当者様からは
「外国人の学生にも排水口に髪を流さないよう説明する必要があると気付けた」
「早めに頼んでよかった」
とのお声をいただきました。
髪の毛詰まりを防ぐためにできること
外国人利用の多い施設ではこんな水回りのトラブルの報告例があります。
- 髪の毛やゴミが排水口・トラップで詰まり、逆流・悪臭・流れが遅くなる。
- トイレットペーパー以外の紙を流して詰まり、高額な緊急対応が発生する。
- キッチン排水に油・食べ残しを流して管内が固まり、夏場に悪臭が発生。
- 生理用品の流し込みで便器が詰まり、水があふれて施設全体が使えなくなる。
- 文化の違いによる苦情(「使い方が汚い」「使った後そのまま帰る」等)でクレーム化。
それらを防ぐには、
✅ 排水口に髪の毛キャッチャーを設置する
✅ 流していいもの・悪いものを多言語(英語・中国語・ベトナム語など)で掲示する
✅ 髪の毛が溜まりやすい場所(シャワー、洗面所)は定期的に目視チェックする
そして、
✅ 排水の流れが悪くなった時点で早めに専門業者に依頼する
ことが重要です。
排水トラブルの予兆を感じたら、早めにプロにご相談ください!
排水の流れが遅くなった段階でご相談いただければ、
高額な緊急対応になる前に短時間・低コストで解決可能です。
不特定多数の利用者がいる施設では、利用者への注意喚起など予防にも努めつつ、定期的な排水管高圧洗浄をお勧めいたします。
夏場は排水管内部の汚れや油分が溶けやすく、高圧洗浄で清掃に適した時期ですので、気になる排水詰まりやニオイがあれば早めにご相談ください。
「利用者から流れが悪いとクレームを受けた。もしかして詰まっているかも?」
「建物全体の排水管清掃をしばらくやっていない」
という施設様・オーナー様は下記よりご相談ください。