築50年賃貸マンションの排水管トラブル|リフォーム前に知っておきたい排水管調査・対策とは?

目次

①築古賃貸マンションオーナーさまからのご相談

弊社の世田谷事務所近くにある築50年の賃貸マンションオーナー様より、ホームページ経由でお問い合わせがありました。
「長く住んでいた入居者が退去したため、室内をリフォームして再募集したいが、排水管の錆がひどいと管理会社に言われて困っている。浴室の排水ができないのでは貸せない。」とのお悩みです。

排水不良の浴室

こういったお悩みは、築年数の経過した物件でとてもよくあるものです。
実は、どんな洗浄が出来るかは排水管の形状や劣化状態によって変わってきます

早速、現場調査に伺いました。

②築50年、飲食店併設マンションの現場調査へ

こちらのマンションは1階に飲食店のテナント様、上階に住居という5階建て。
昭和から令和まで使われてきた重みを感じる建物です。
排水管は床下に埋設されており、目視確認はできません。頼りは排水図面なのですが、図面が入手できないことも多く、管種や系統の確認ができないケースが古い物件ほど増えてきます。

③「排水管交換は無理」と言われてしまった!その理由とは?

リフォーム担当者からは「現場状況から排水管の交換は不可能」と言われてしまったとのこと。

ですが、当社としては浴室の撤去をしていない段階で「錆がひどい」となぜ判断できるのか?とその説明に疑問が生じました。リフォーム会社様に弊社からご連絡させていただくと、結局、排水管交換工事は出来ないからとのこと。リスクがある築古物件は漏水事故や破損のリスクが高く、手を出したがらない業者さんが多いのです。

排水管は床下や壁内に埋設されているため、交換工事を行うには大規模な解体・復旧が必要になります。

  • 浴室やキッチンを一度撤去する必要がある
     床や壁をはがして管を露出しないと交換できません。
  • 共用部の工事が長期化しやすい
     専有部だけでなく縦管や共用配管も関係するため、工事範囲が広がります。
  • 入居者やテナントへの影響が大きい
     水が使えない時間が発生し、工期調整や仮住まい対応が必要になることもあります。
  • 費用負担が大きくなる
     単純に管を入れ替えるだけでなく、内装復旧費や仮設工事費用が加算され、想定以上のコストになるケースが多いです。

こうした理由から、リフォーム会社が「現場状況から交換は無理です」と言うことも少なくありません。
特に築50年以上の物件では、老朽化・図面不備・共用部調整など、ハードルが高くなる傾向があります。

④築古排水管リスクも当社にお任せください!

築50年以上の排水管は老朽化が進み、錆・詰まり・漏水リスクが非常に高くなっています。
誤った工事を行うと漏水や建物の損傷を招く可能性もあり、慎重な対応が必要です。

当社では、築年数の経過した物件にも豊富な実績があります。
リスクを踏まえつつ出来る限りの洗浄方法を選択、ご提案いたします。

詳しくはこちら

⑤プロによる排水管調査・洗浄・更新提案の重要性

図面が無い場合、当社では内視鏡カメラをした排水管調査を活用し、管の状況を正確に把握することが可能です。

内視鏡調査でできることをご紹介しています


排水管交換となると、全住居者様が関わる一大工事です。排水管交換が難しい現場でも、破損のリスクを考慮した高圧洗浄やライニング工法など、当社なら最適なメンテナンス方法をご提案できます。

⑥築年数が古い物件オーナーさまへのアドバイス

「リフォームをしても排水ができないかもしれない」という不安は、築古物件のオーナーさま共通のお悩みです。
図面が無い、排水管交換が難しい場合でも、まずは専門業者に調査を依頼することが大切です。

⑦株式会社日本クリーン・アップにご相談ください!

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まずはお困りごとをご相談ください!

弊社は賃貸マンション・ビルの排水管清掃・調査・メンテナンスを多数手掛けております。
「何を頼んだらいいかも分からない!」という場合も、困ってらっしゃることをそのままご相談いただければ大丈夫です。

排水管清掃の優良事業者として認定いただいています