【排水詰まり再発】高圧洗浄したのにまた詰まりを繰り返す！本当の原因が未解決？？

2025年5月14日 2025年10月10日

n29up-admin

トイレ、お風呂、キッチン・・・普段問題なく使用している水回り。

しかし、「急にトイレがつまった！」「キッチンの流れが悪い」「何だか臭いが気になる」などが起こると、途端に当たり前だった快適な日常生活が送れなくなってしまいます。

そんな水回りのトラブルが一度ならまだしも、業者に頼んで詰まり修理したのに、数日たつとまた繰り返す、流れがよくならないとなると本当に困りますね。

今回は、当社にご依頼いただいたお客様の一例をご紹介します。

トイレを流すとお風呂の排水口があふれてくる・・・

トイレを流すと、ユニットバスの排水口から水が逆流して出てきてしまい、電気温水器(給湯器)の排水管からも溢れてしまっていたそうです。

そこで、まず工務店様に相談して修理の依頼をされたそうです。

工務店様は、まずトイレの洋便器を脱着し、排水管の状況を確認。

電動トーラーという洗浄機を使って管内を洗浄したところ、大きな黒いかたまりが中から出てきたそうです。

これが詰まりの原因だろうと言われ、洗浄終了。
洋便器を戻し、最後にトイレを流しても溢れないかチェックして、作業完了されたそう。

一件落着！かと思われたのですが、再び詰まりが発生してしまい、同じ状態に。

排水管を塞いでいたであろうかたまりは除去したはずなのに、なぜ？？

そこで、修理をした工務店様より、排水管洗浄の専門業者である当社にご依頼がありました。

排水管の中で何が起こっているか、原因が特定できない時に有効なのが、内視鏡による排水管調査です。

こちらでもまず内視鏡調査を行いました。

モニターに見えた管内には、赤サビがかなり目立ちます。(右上部分)

最近の物件の排水管は、ほぼ塩ビ管が使われているため、サビの問題にはならないのですが、こちらは築年数の経過した物件で、鉄製の排水管を使用していました。

鉄製の排水管は内部の腐食によって排水の通り道が狭まったり、排水管そのものがもろくなっているために排水管洗浄することで破損のリスクがあったり、排水管洗浄がとても難しいのです。

経験や機材が乏しい業者だと、鉄製排水管という時点でお断りされてしまう場合もあるそうです。

当社スタッフは、サビによって排水管の水の通り道が狭まっていることが、排水不良の原因だと考えました。

排水の通り道が狭いままだと、また詰まりを繰り返すことになるでしょう。
腐食部分を削らなくてはなりませんが、通常の高圧洗浄ではそれは不可能です。

そこで、当社の秘密兵器の登場です！

その洗浄機には、ホースの先端に写真のようなチェーンが付いていて、それが高速回転することで固まった汚れを粉砕しながら洗浄していくことができます。

しかし、腐食が進んだ排水管は大変もろく破損のリスクがあるので、排水管自体を傷つけずに堆積物だけを破壊しなくてはなりません。なかなかの難易度が高く、長年の経験と技術が必要とされます。

注意深く、サビだけ粉砕して洗浄していきます。(赤茶色部分がサビです)

作業後、サビ部分がなくなり、排水管内がすっきりきれいになったのが一目瞭然です。

最後に通水チェックをして作業完了！

今のところ詰まりが再発することなく、お客様は快適に生活していただけているようで何よりです。

工務店などの設備屋さんや水のトラブルの緊急対応業者さんも、軽度の排水トラブルには対応していただけると思うのですが、修理しても再発してしまう、排水トラブルを繰り返している場合は、一度排水管の専門業者に相談してみることをお勧めします。

当社では、今回使用したもの他にも、排水管に特化した機材をご用意しており、長年の経験を活かし、お客様の状況に合わせて効果的な洗浄方法を選択できます。

繰り返す詰まり、他の業者さんが解決できなかった排水トラブル、ぜひ日本クリーン・アップにお任せください！