排水トラップとは?悪臭を解決!種類と構造、掃除法教えます

1.排水トラップとは?

排水トラップは、写真のような、排水口と排水管の間にある水が溜まる仕組みになっている部分です。

管が曲がりくねったり、水が溜まる形状にしたりすることで、常に一定量の水がある状態にしています。

これは、悪臭やつまりを防ぐために、とても重要なんです。

なぜなら、排水トラップがあることで、下水から室内への有害なガスや臭気が侵入するのを防ぐことができるからです。

排水トラップは、弁の役割をしていて、排水口から排水管には一方通行でスムーズに流れていきますが、溜まっている水(封水と呼びます)があることが蓋となり、下水から臭気やガスが逆流してくるのを防いでいます。またゴキブリやネズミなどの害虫獣が上がってくるのも防いでいます。

一般的な家庭の流しや浴槽、トイレなどの排水設備には、排水トラップが組み込まれています。
これにより、下水管から上がってくる悪臭や有害なガスが室内に漏れることなく、快適な環境を保つことができます。

排水トラップは、P型トラップやS型トラップなどさまざまな形状や設計があります。
設備や用途によって異なるタイプのトラップが使われています。

2.悪臭がする排水口 自分で出来る排水トラップ掃除法!!

排水トラップがあっても、つまりがあるとその役割を果たせません。日頃から掃除をして、つまりのない状態にしましょう。

排水口のフタを外して、外せるところは全部外して、掃除しましょう。

まず、トラップに溜まっているごみや汚れの固まりがあれば、絶対に

流さずに取り除いてください。

歯ブラシや市販のパイプクリーナー、重曹などがあるとよく汚れが落とせます。

★排水トラップに付着した汚れを落とす

キッチンの油汚れ、お風呂の皮脂やシャンプーなど、油脂汚れは特に付着しやすく、雑菌も繁殖してぬめぬめした汚れになっているかと思います。また、油脂の汚れは冬は気温が低くなって固まってしまいます。

薬剤や、お湯(配管を傷めないため60℃くらいまで)が効果的です。ブラシを使って油汚れを落としていきましょう。

★排水トラップを外した先、排水管も掃除してみる

排水トラップを掃除しても悪臭やつまりが解消されない場合は、その先の排水管に、つまりや汚れがある可能性が高いです。

排水管のお掃除には、

・市販のパイプクリーナー

・お湯をまとまった量一気に流す

・100均にもあるようなパイプ専用ブラシで掃除する

などをお試しください。

こちらにも詳しく書いていますので、ぜひ参考にしてください!

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3.排水口・排水管の清掃 プロはこうする!

自分で排水トラップ、排水管の掃除を頑張ってみても、つまりや悪臭が解消されない場合は、プロの業者にお任せください。

私たちにご依頼いただいた場合、「排水管高圧洗浄」を行います。

家庭用高圧洗浄機とは桁違いのパワーの、業務用の高圧洗浄機を使い、強い水圧の力を利用して、手の届かない排水管内の汚れ、詰まり、堆積物を除去します。

当社の高圧洗浄機はこちらです。

また、効果的に詰まりを解消するためには、洗浄ノズルの管内での進め方、ホースの動かし方が重要なのですが、これには長年の経験や技術が必要となります。
当社のような排水管専門の業者に依頼することで、配管を損傷することなく排水管を効果的にクリーニングするのに役立ちます。

また、内視鏡カメラで排水管内の様子をチェックすることもできます。

排水管内は普段見えないですが、スッキリきれいになったことを確認できると安心ですね!

4.それでも解決できない悪臭・詰まりは日本クリーン・アップにお任せ!

排水トラップの役割やお掃除方法を説明してまいりましたが、自分でお掃除しても悪臭や詰まり等のトラブルが解決しない場合、排水管の方に問題があるかもしれません。業者に相談するのがお勧めです。

日本クリーン・アップは排水管清掃の専門業者です。

ぜひ一度ご相談ください。

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